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住宅資材にも使われる石膏パックを使ったエステでキレイを手に入れてみよう

 

 

●石膏パックとは

石膏パックエステを行うサロンが増えています。
石膏のイメージとしては石膏ボードが思い浮かぶ人も多いと思いますが、
防火に適した資材であることから「発熱しながら固める」美容法として、
エステ業界でも活用されるようになりました。
石膏が固まると同時に、肌から排出される老廃物を石膏が吸収するため、肌には良い効果が期待できます。
代わりに、石膏からミネラルが放出され肌はミネラルを吸収し、
さらなる肌効果が期待できるということになります。
この石膏が固まるときの熱は、エステ業界では「ヒートショックプロテイン効果」ともいわれています。
石膏パックは固まる際、じんわり発熱するのが特徴で、
事前にエステティシャンによるハンドマッサージや美容機器、
エステサロンオリジナルの化粧品を使った施術を行うので、老廃物も排泄しやすくなっています。
この肌にさらにプラスαとして、リンパを促すマッサージなどを行い、新陳代謝を高めれば、
デトックス効果が期待できるといいます。
この石膏が固まる時の発熱は40℃~42℃ほどですから、じんわりとした熱であるのが特徴です。
細胞に熱ダメージを与えることで肌が修復するためのタンパク質が働くので、
アンチエイジング効果も期待できるといいます。

 

●石膏パックを施すサロン

エステサロンで話題を集めるのが「小顔施術」です。
それに使用されているのが、石膏パックです。
というのは、ビフォーアフターがお客さんにも目に見えて分かるからだといいます。
固まった際の石膏の大きさを比較できるからです。
どれだけ小顔エステやパックをしても、顔が小さくなったかどうか判断できないケースもあります。
視覚的に訴えたほうが一目瞭然で効果が分かります。
ちなみに、エステサロンでは固まった石膏パックにイラストを描いて、
記念にプレゼントしてくれるところもあるそうです。
石膏パックは通常のパックとやり方は何ら変わりません。
まずは、クレンジングでメイクと汚れを落とし洗顔をしてから、美容成分配合のクリームを塗布します。
目元や口に湿らせたコットンを置き、顔全体にガーゼをのせます。
水で溶かした石膏パックを鼻の部分を除き、顔全体に塗布します。
約30分程で石膏パックを外し、保湿の仕上げを行う流れです。

 

●石膏パックの効果

石膏パックは発熱効果があるので、血流・リンパの流れを改善させることができます。
ですから水分によるむくみをすっきりさせることが期待でき、いわゆる小顔に導きます。
新陳代謝も促されますし、肌細胞も活性化、くすみ肌にも効果的といわれています。
また、石膏パックの下地になるクリームを肌悩みに特化したクリームに置き換えて塗ることで
悩みにも改善できる兆しが見えてくるといいます。
何よりも、石膏ボードと同じく密閉するため、保湿効果に優れています。
温熱作用による毛穴の開き、そこに美容成分を浸透させるだけでキュッと毛穴も引き締めることができます。
ちなみに、顔のみならず、ボディにも使用することができます。
通常のパックでは身体に使えないため、パックメニューを利用するなら、石膏パックはおすすめです。
ふとももやふくらはぎなどに塗布すれば、熱によるデトックス効果が期待できます。
ふくらはぎがむくむなど、すっきりさせたいときに利用すれば、美脚にも導いてくれるかもしれません。
もちろんウエストにパックは使わないでしょうが、石膏ならば使用でき、
こちらもウエストを引き締めたり、肌に艶を出すなどの効果が期待できるものになります。
ガーゼをグルグル巻きにすることも引き締めるコツになるようで、二の腕などにも利用できます。